兵庫県 神戸市 北区 唐櫃台の歯医者 歯科医院
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口臭と歯周病 症例

前歯部のジルコニア・オールセラミックの症例兵庫県神戸市北区の歯医者 シラセ歯科臼歯部のジルコニア・オールセラミックとポーセレン・インレイの症例兵庫県神戸市北区の歯医者 シラセ歯科
before (向かって左半分は未処置。右半分は処置途中。見比べてみてください)
After (左右共に処置完了。きれいになりました。)

口臭と歯周病とは?

Perio(ペリオ)、Periodontitis(ペリオドンタィティス)、Periodontal-Medicine(ペリオドンタル-メディスン)、これら専門用語も、一度は耳にしたり目にしたりされたことがあるのではないでしょうか。

Perioは周り、周囲の意味で、Odontは歯、歯牙です、-titisは炎、炎症。つまり歯の周りの炎症です。
昔は歯槽膿漏といわれていました。学会用語として今これは使われていませんが、私としましては患者さんには大変理解しやすい用語だと思っています。
読んで字の如く、顎の歯槽骨から膿が漏れ出て悪臭を放つてくる病ということです。わかりやすいでしょう?
いまは歯周炎と歯肉炎の2つの病態をあわせて歯周病と呼んでいます。

34年前大阪厚生年金病院の歯科口腔外科に勤務していた頃歯科の前の診療室は小児科でした、その当時小児科で心臓の手術などの前に小児科の先生から子供の患者さんの歯科治療の依頼を多く受けました、当時から歯性中心感染という言葉があり、口腔内の細菌が心臓などの内臓に影響を与えていることは歯科のほうからも発信されていました。

サンスターGAMデンタルリンスのテレビコマーシャルでペリオドンタルメディスンは聞かれたことやコマーシャルの中でのアニメーションの説明を視られたことがあると思います。
日本語訳は歯周内科つまり口の中の細菌が歯周病や虫歯を起こすのみならず、全身の臓器に重篤な病状を引き起こしていることが判明していてそれを歯科での治療と内科での治療のシナジー効果で改善していこうという試みです。1990年代の終わり頃から、歯周病が全身状態に及ぼす影響が着目され始め、ペリオドンタルメディスンという言葉が定着してきました。
歯周病の治療を行うことで全身の状態に良い影響を与えようとするものです。
心臓病、糖尿病、早期流産、などにも良い結果が出てきています。

33年前にボストン大学のH.Goldman先生にペリオは全ての歯科の処置に先立ち行われるべきものであり、その処置がいかに大切なものであるか、また同時に患者さんに歯周病にたいする正しい認識を持っていただけなければ治癒しない疾患であるという事を教えていただきました。
この教えを守り今まで歯周病の治療を続けてまいりました。


振り返ってみるとこの数十年の間に歯周病分野でも5~10年区切りで大きなエポックメーキングなことがありました。

テーマは「失った歯や歯周組織を元に戻せないか?」です。

それまでは「病巣部を除去してそれ以上進行させないこと」でした。
1980年にGTR,GBRという言葉が使われるようになり、Guided Tissue (Bone) Regeneration組織再生誘導法、または骨再生誘導法とでも訳したらいいのでしょうか。
従来の方法に膜で傷を覆うことにより、繊維組織を入り込めないようにして歯根の上にセメント質、歯根膜、骨を造るという考えです。第1回のゴアテック社の講習を1992年に受けました、この方法はいまも採用しています。
当時私が文献を調べると日本でも同じ発想の元に、和紙を使って実験をされた先生がいらっしゃいました。
このGTR法が発表されるずっとずっと前の時代のことです。

次に考えられたのが豚の歯胚からエナメルマトリックスデリバティブ(EMD)という歯周組織再生用精製たんばく質分画を使ってそれを骨のなくなったところの歯根に塗布し粘膜骨膜弁で覆いセメント質、歯根膜、骨と誘導させようとする試みです。
私は動物が原材料になっているものは使いませんのでこの治療法は行っていません。

最近のトピックス歯そのものに再生に加え周囲組織をも再生しようという考え方です。
サイトカイン療法、遺伝子組み換えタンパク治療薬による組織再生療法などで、生体内に存在する血小板由来成長因子や骨形成タンパクを利用して組織再生をこころみようとしています、アメリカでは臨床応用されていますが日本ではまだ大学病院などでの治験の段階でもう少しで開業医でも施術できるようになりますので、諦めずに歯のお手入れを怠らずにおいてください。

口臭や歯周病の予防とメンテナンスで大切なのは家庭での毎日のブラッシングと定期検診にあります、口の中の細菌は一度メンテナンスして約100日ほどすると元の悪い状態に増える傾向があります、ちょうど3ヶ月前後ということになりますね。

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